マスター濱田浩朱公式サイト リモーナ Re-mauna 

マスターのプロフィール
なづなのプロフィール
リモーナとは?
シークレット・メルマガ
(無料音声プレゼント)
ブログ
ベーシック・音声セミナー
コラム
ワークショップ
個人セッション
特別個人セッション
お問い合わせ
 

◇◆ コラム ◆◇

028: バーでの目覚めの話

今回は、ショートストーリー。


バーのカウンターという、悟りとか、覚醒とは、
一見関係なさそうな「場」で、
実は目覚めの入口が隠されているというお話。

ぜひ、楽しんでください。


そして、「今この瞬間」の「あなたの静寂、目覚め」
の機会にされてくださいね。

それでは、はじまり、はじまり。
      ↓

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


「それでは、失礼しますね」


カウンターの端に座っていた初老の男性は、
コートを羽織り、帽子を深くかぶるとと、席を立ち上がった。


「ありがとうございます、いってらっしゃいませ」


カウンター越しの、マスターの声に、
男性は軽く会釈すると、
カランカランと鳴るドアを開けて、店をあとにした。


立ち去る最後の客の後ろ姿を見送ると、
マスターは、カウンターを片付けはじめた。


グラスを下げ、布巾でカウンターを、
いつもより丁寧に、さぁーっと吹き上げる。


と、その時、マスターの中で、なにかが芽生えました。


静かに、丁寧に、スーっとカウンターの上を
すべっていく布巾。


ただ、静かに、丁寧に、布巾がカウンターの上を
すべっていく感触に気づいている、感じ取っているだけなんだけど、

でも、とても静かで、穏やかで、
それはなんというか、どこか神聖な感覚も感じる、
不思議な感覚でした。


今度はシンクの中のグラスや皿を、
丁寧に洗っていきます。


洗剤でやさしく、皿の表面をなでていく感じ。


すーっと、おだやかに、なめらかに、
手は、皿の上を滑っていきます。


ただグラスを洗うだけ、皿を洗うだけ。


なのに、丁寧に、静かにそれらと関わってやると、
不思議と、静かな、穏やかな、平和な感覚を、
マスターは感じていました。


わたしたちがずっと探し求めてきた、
平和、穏やかさ、充実は、実は今、まさに今ここで、 
花開くものなのだと、あらためて感じたマスターでした。

よかったら、今あなたの目の前にあるもの、
目の前にあることに、静かに、丁寧に、関わってみてください。


ずっと探していた、平和、穏やかさ、静寂の入口が、
実はどこでもあることに、今この瞬間、ハっと気がつくかもしれませんヨ。

<コラムTOPへ戻る