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◇◆ コラム ◆◇

047: 魔境ってなあに?

座禅の修行の中で、また、瞑想中に、神様や観音様が
現れたりすることがあります。

これは、魔境と呼ばれるもので、
臨済は、「瞑想により、ブッダや如来(イメージ)が現れたら、槍で突き刺せ」
と言っていたそうです。


わたしも、何度かこんな経験があるのですが、
幸運だったのは、はじめての修行だった禅の道場の老師様に、

こんなのが出てくるんですがと、いろんなイメージ
(曼荼羅とか、DNAのようなものが、回転するイメージとか、
虚無僧が列を成して歩いてきたとか(笑))が現れてきたことを話したら、

「油断しているからそんなものが見えるんだ(笑)!」
と笑い飛ばされちゃいました。


おかげで、このような「現れては消えていくもの」には、
基本的に引っかからずにすんだのですが、


でも、ある時、「宇宙の誕生を観る」という経験をしたとき、
「宇宙の誕生、成り立ちを理解した!」と、
すごいことに気づいたオレ!状態になってしまって、

しばし、魔境にハマっていたことに、気づけずにいたことがあります。


オハズカシイ....(苦笑)。


この魔境と呼ばれるものって、口酸っぱいくらい、
禅の老師や、導師が

「引っかかっちゃダメだよ」って言っていても、
いざ現れると、「すごいすごい!」と執着してしまうようです。


実は、あのラマナ・マハルシの直弟子で、
多くの人を覚醒へと導いた、パパジことプンジャジも、

長らくシヴァ神の姿にとらわれていたそうで、
マハルシに「そんな現れては消えていくようなものに、とらわれて、なんになる?」
と言われても、なかなか納得できなかったそうです。

この魔境、ヤバいのは、これを体験することで、

「自分は凄い体験をした!」とか、

「自分は特別な存在だ!」ってなってしまうことで、逆に自我を強化してしまうんですね。


マハルシが言うように、現れてきたものは、消えていってしまいます。


「はじまりのあるものには、終わりがある」からです。


実はこの世界のありとあらゆる全てのものは、
現れたら、あられた以上、必ず消えていきます。


どんなものであろうと、すべてです。


が、そのことを、自我(エゴ)が受け入れられない(理解できない)
ことが、この世界の全ての問題、争い、混乱を生み出しているんですね。


そんな、現れては消えていくものではなく、
その背後(ホントは背後などというのも、概念でしかないのですが)の、

現れることもなければ、消えることもなく、
生まれることも、死ぬこともない、


「それ」が、「それ」自体に気づき、ただ「在る」こと。


本当は、それこそが、問題や争い、混乱を収束させていく、
本当の平和、本当の満足そのものなんですね。


魔境にご注意(笑)。


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